25歳の補習授業
無職ゆえに時間はある、しかし、どう動いていいか分からない。
そんな時は図書館に行って本を借りてきて読んでもいいのではないだろうか。
かくいう、僕も無職というプレッシャーと時間当たり稼ぐ金額がマイナスであることに
忸怩たる思いでありながら、そのうえで本を借りてきた次第である。
今回は図書館で借りてきた本であり、先ほど読み終わったので紹介する。
紹介するのは『25歳の補習授業ー学校で教わらなかったこれから一番大切なこと』。
池上彰や養老武司といった各界の著名人7人による若者への
「何故働くべきなのか。何を学ぶべきか。どう生きていくべきか。」
という問いに対して各自の専門分野や下積み時代の経験を元にどう向き合っていくべきかを答えている。
例えば芸人の太田光の場合、固定観念を持たずにユルく価値観を変容させていく、
ぶれる心を持つことが大事と述べている。
人はいい加減で二面性を持っているのが当然であり、大人であるからこそ、
一つの価値観や思想に捉われることなく生きる強さを持つ必要がある。
最初に正しいと思っていたことでも柔軟に考えを変えられる想像力、
他者の考えに絶対はなく、常に変容するモノであると考えそれを許容する心、
周囲に左右されず、現在を未来のために生きる力。
太田さんは言う。情報拡散、技術進歩のめまぐるしい今であるからこそ、
大きなどんでん返しやパラダイムシフトが起こる可能性が大きいと、
「何をやってもいい時代」が来ていると。
だからこそ今を生きる若者の未来はきっと楽しい、そう答えている。
僕は何をしたいのかも定まらぬままに大学に進学し、
新卒での就職も十分に行わなかった。
加えてひたすら楽であり、福利厚生と給料のいい会社に入って趣味をのんびりする
生活こそ素晴らしいと考えていた。
そういった価値観も変えていく必要があるが、変わったと思っていても
なかなか払拭できないものである
僕は色んな事柄に挑戦していく。
このブログもその一歩である。